筋トレのときにどんなシューズを履いたらいいんだろう? 選び方を知りたいな!
それでは今日はメンズ向けの筋トレシューズの選び方をレクチャーしますね。
ポイントは3つです。
- 靴底が薄くて固い
- グリップ性能が高い
- 靴ひもなどでホールド感を調整できる
この3点を兼ね備えたシューズが、筋トレに向いているトレーニングシューズになります。
注意して欲しいのが、ランニングシューズやウォーキングシューズはあまり筋トレには向いてないということです。
その理由についても解説します。
この記事を読めば、筋トレシューズで選ぶべきメーカー・ブランドや種類がどんなものなのか、理解できますよ。
筋トレに向いているシューズとは
まずはどのようなフィットネスシューズが筋トレ向きなのかを解説します。
抑えるべきポイントは、冒頭でもお伝えしたこの3点になります。
- 靴底が薄くて固い
- グリップ性能が高い
- 靴ひもなどでホールド感を調整できる
理由を説明していきます。
筋トレ向きシューズのポイント①:靴底が薄くて固い
一般的なランニングシューズとの大きな違いはこの点ですね。
筋トレにおいてはソール(靴底)が薄くて固い方が良いとされています。
理由としては、スクワットやデッドリフトなどの脚を鍛える、下半身を使う種目においては、足の裏でしっかりと地面を感じられるようなシューズの方が、全体の安定感が増すからです。
ランニングシューズなどは走る衝撃を吸収するためにクッション性の高いものが多いです。
しかしそのクッション性が、筋トレにおいては逆に不安定感を生んでしまいます。
人によっては靴のインソール(中敷き)を取って使うという人もいるくらいです。
ソールが固くてもインソールにクッション性のあるものを使っていては意味がありませんからね。
以上の点からも、ランニング用とは別に靴底が薄くて固いシューズを一足持っておいた方が良いですよ。
筋トレ向きシューズのポイント②:グリップ性能が高い
片足でウエイトを支えるような種目もありますので、安定感という意味では、やはりソールのグリップ力は非常に重要です。
ゴム底であることはもちろんですが、滑りにくくなるような工夫がしっかりとされているようなシューズを選ぶようにしましょう。
筋トレ向きシューズのポイント③:靴ひもなどでホールド感を調整できる
靴の外側の安定感にはソールが最も重要ですが、見逃しがちなのが内側の安定感です。
どれだけ極力なホールド力を誇っていたとしても、靴の中で足が前後左右に動いてしまっては結果的には安定感を損ねてしまいます。
なので最初から、靴ひもでホールド感を調整できるものを購入するようにして、自分に合わせたサイズ感に調整しながら使うようにしましょう。
【用途別】筋トレ向きのシューズ
以上のことを踏まえた上で、いくつか用途別に筋トレ向きのシューズをご紹介していきます。
筋トレ向きのシューズ①:フットサルシューズ
筋トレにもっともオススメなシューズがこのフットサルシューズです。
室内用のフットサルシューズなら、軽くて薄く、かつソールのグリップ力も十分なので、筋トレにも非常に向いています。
それと、スポーツ用品店などでも気軽に手に入れることが出来るので、試着しやすい点も良い部分ですね。
メーカーで言うとナイキ、アシックス、PUMAなど、数多くのメーカーから販売されています。
選ぶときは室内用かどうかと、ソールの厚さを注意して選ぶようにしましょう。
ソールはなるべく薄いものがおすすめです。
筋トレ向きのシューズ②:現場作業靴
意外とトレーニーの間では使っている人も多いのが、足袋のような現場作業靴です。
特にワークマンの建さんシリーズは、値段も格安ということもあり人気の商品の1つです。
スリッポンタイプなのでホールド感は調整できませんので、サイズ感は少しタイトな方が良いですね。
他にもフクヤマゴムの親方寅さんという地下足袋系のシューズも、同タイプで人気があります。
筋トレ向きのシューズ③:ベアフィットシューズ
そもそも、ベアフィットシューズって何?という感じだと思いますが、簡単にいうと、裸足に近い感覚というのを追求したシューズのことをいいます。
普通のランニングシューズとは違ってソールが薄く柔軟性に富んだものが多く、その代わりクッション性が存在しないという特徴があります。
なのでランニングに用いる際は、普通に踵から接地するのではなく、つま先の付け根あたりで蹴りだすように走るなどの工夫と慣れが必要となってきますが、筋トレをする際には最適です。
特にビブラムというメーカーのベアフィットシューズには、つま先が足の指に合わせて5本に分かれているものもあるので、より高いホールド力を感じることが可能です。
筋トレ向きのシューズ④:リフティングシューズ
これはウエイトリフティングをするために作られたシューズなので、そういう意味では最も筋トレ向きのシューズであるとも言えます。
特徴としては、靴底が薄く非常に固い素材で出来ているという点もあるのですが、なによりも、踵の部分が高くなるような作りになっている点です。
踵が高いとどのような利点があるのかというと、スクワットをする際にバランスが崩れにくくなるのです。
特に足首が硬い人は顕著なのですが、スクワットをして深く沈みこんでから体を持ちあげる際に、どうしても踵が浮いてしまい、重心バランスが前に崩れてしまうということがあります。
ですがこのリフティングシューズを履けば自然と膝が前に出てくれて、バランスを崩す事なく一直線でバーベルを持ち上げることが可能となるのです。
そういう意味では、ばりばりのリフターさん向けのシューズと言えます。
筋トレ向きのシューズ⑤:レスリングシューズ(ボクシングシューズ)
実はレスリングシューズも、筋トレに向いたシューズの1つになります。
レスリングもボクシングも、しっかりと足で地面を掴む必要がある競技なので、当然シューズもグリップ力の高さを重視した作りとなっています。
もちろん、靴の中でもしっかりと足をホールドしてくれるので、安定感も抜群ですね。
筋トレYoutuberのカネキンさんも、昔の動画でボクシングシューズを履いてめちゃくちゃ絶賛してますよ。
デザイン性が高く、カッコいいものが多いのも良い点の1つですね。
【厳選5選】筋トレシューズはこれを買うべし
以上のことを踏まえて、今回は5つのシューズを紹介していきます。
筋トレする人はこのシューズを買え①:ナイキ メトコン5
1つ目は「ナイキのメトコンシリーズ」です。
ナイキが筋トレする人用に作ったトレーニングシューズであり、軽量性とグリップ性を兼ね備えた機能を持っています。
かかと部分も少し傾斜がつくように設計されています。
アッパー部分も固くない素材で作られているので、ランニング用途でも使えますね。
ただ、インソールにはクッション性のある素材を使用しているので、インソールを外して使用する事を検討されている方は、普段の-0.5cmのサイズを選ぶと丁度いいです。
筋トレする人はこのシューズを買え②:ビブラム ファイブフィンガーズ
先ほども少しご紹介した、ビブラムのファイブフィンガーズのシューズです。
地味にうれしいのが、靴ひもの部分がワンタッチで調整出来るように作られている点です。
5本指タイプのシューズは地面を掴む力は強いのですが、どうしても履くのが少し手間になってくるので、ひもの部分が簡単に調整できるのは良いですね。
通常のシューズよりも大きめに作られていますので、サイズはワンサイズダウンするのがおすすめです。
筋トレする人はこのシューズを買え③:アディダス コパ サラ
アディダスの室内履き用のフットサルシューズもおすすめです。
特にコパシリーズのサラというソールを使用したタイプは、ソールも固くグリップ力もあり扱いやすいです。
レビューをみると今までよりも窮屈になったという感想もちらほらと見られますが、筋トレ用と考えれば、その点もGOOD。
もっと高い金額のラインもありますが、フットサルをするのでなければこのくらいがちょうどいい価格帯の商品です。
筋トレする人はこのシューズを買え④:PUMA NETFIT LITE
靴ひもの部分でフィット感を調節できるというNETFITシステムを取り入れたフットサルシューズになります。
特にNETFITのLITEシリーズは非常に軽量化が施されているので、非常に素足に近い感覚で着用することが可能です。
ただし、フィット感に優れている分、着脱がスムーズに行えずに手間がかかってしまうという欠点もありますが。
筋トレする人はこのシューズを買え⑤:イノヴェイト F-LITE 235
元々はオフロード用のランニングシューズを製造していたイギリスのメーカーなのですが、室内のトレーニング用シューズも販売されており、トレーニーの間ではそこそこ人気なメーカーです。
その特徴は抜群の軽量化とソールのグリップ力になります。
F-LITEシリーズはオールインワンタイプで、ウェイトトレーニングからランニングまで、インドアでのあらゆるスポーツに対応したモデルです。
ドロップを限りなくゼロに近づけたゼロドロップ構造のBARE-XFというシリーズもおすすめなのですが、国内では特に手に入りずらく、高価な点がネックですね。
さいごに
今回おすすめした5つの内、一部はAmazonのprime wardrobeという機能を使えば無料で試着することも可能です。
「ネット買うのはサイズ感などが心配」という方でも、無料で試しに履いてみて試すことが出来るのは良いですよね。
prime wardrobeはAmazonのプライム会員専用のサービスですが、その他にも様々な会員特典も受けられるので、この機会にプライム会員への加入も検討されてはいかがでしょうか?