筋トレ効果を最大限に引き出すためには、日々の適切な食事が欠かせません。
この記事では、1週間の食事プランと、コンビニやスーパーで手軽に調達できる食材・食事の方法を提案します。
基本の栄養バランス
筋トレ効果を高めるためには、炭水化物、タンパク質、脂質のバランスが重要です。また、ビタミン・ミネラルや食物繊維、アミノ酸も積極的に摂取しましょう。
1週間の食事プラン
以下に1週間分の食事プランを紹介します。朝食、昼食、筋トレ前の食事、筋トレ後の食事、夕食、そして間食やサプリメントを適切に組み合わせることで、筋トレ効果を最大限に引き出すことができます。
日本人男性(身長170cm、体重70kg)向けの1週間の食事メニュー例を下表でご紹介します。
1週間の献立例
曜日 | 朝食 | 昼食 | 筋トレ前 | 筋トレ後 | 夕食 | 間食 |
月 | 玄米+納豆+味噌汁 | 鶏もも肉の唐揚げ+キャベツサラダ | バナナ+ナッツ類 | プロテインシェイク | 鮭の照り焼き+ブロッコリー | ミックスナッツ |
火 | グリークヨーグルト+フルーツ | 牛肉の野菜炒め+玄米 | オニギリ(納豆) | ゼリー状のアミノ酸補給飲料 | 豚肉とキャベツの炒め物 | ヨーグルト+フルーツ |
水 | プロテインスムージー | マグロ丼+ワカメサラダ | プロテインバー | ソイプロテインシェイク | 鶏もも肉のグリル+トマト | カッテージチーズ+ベリー |
木 | 納豆+玄米+ワカメの味噌汁 | 豚肉の生姜焼き+白米 | バナナ+ナッツ類 | プロテインシェイク | 牛肉とブロッコリーの炒め物 | 低脂肪チーズスティック |
金 | 野菜たっぷりオムレツ | 鮭弁当(鮭、白米、野菜) | アミノ酸入りスポーツドリンク | ゼリー状のアミノ酸補給飲料 | 豚肉とキャベツの鍋 | ギリシャヨーグルト+アーモンド |
土 | プロテインパンケーキ | 玄米+納豆+ブロッコリー | バナナ+プロテインバー | ソイプロテインシェイク | 牛肉とトマトの煮込み | カッテージチーズ+フルーツ |
日 | ヨーグルト+シリアル | 鮭とマグロの丼ぶり | バナナ+ナッツ類 | プロテインシェイク | 鶏もも肉とワカメの味噌汁 | ハードボイルドエッグ+ベビーカロット |
上記メニュー時の日毎カロリーと栄養成分の量
曜日 | カロリー (kcal) | タンパク質 (g) | 炭水化物 (g) | 脂質 (g) |
月 | 2300 | 130 | 250 | 70 |
火 | 2350 | 135 | 260 | 75 |
水 | 2300 | 130 | 240 | 80 |
木 | 2250 | 120 | 230 | 65 |
金 | 2300 | 130 | 250 | 70 |
土 | 2400 | 140 | 270 | 85 |
日 | 2250 | 125 | 245 | 65 |
筋トレを行う上での必要な栄養素の摂取量は人により異なりますので、運動量や目的に応じて調整してください。
参考資料
米国農務省(USDA)「USDA FoodData Central」
(https://fdc.nal.usda.gov/):
厚生労働省提供「日本食品標準成分表」
(https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/standard/index.htm)
実際の食品のカロリーや栄養成分は、調理法や食材の大きさ・重さ、品種などによって異なります。加えてトレーニーに適切なカロリーや栄養成分の摂取量は、年齢、性別、運動量、目的、などによって異なりますので、上記の献立や摂取量はあくまで目安となります。またアレルギーへの考慮も必要です。そのため、実際の食事プランを建てる際には個々の体質に合わせた調整が必要になるので、医師や栄養士に相談することをお勧めします。
食材の選び方と調理方法
食材を選ぶにあたり、
高品質なタンパク質源は鶏肉、魚、豆腐などを中心に選びましょう。
低GI炭水化物は玄米、全粒粉パン、そばなどが適しています。
健康的な脂質はアボカド、オリーブオイル、ナッツ類がおすすめです。
また、蒸し料理やゆで料理を中心にする、炒め物にする際に使用する油はオリーブオイルを少しだけ使う、サラダのドレッシングノンオイルにするなどの調理方法の工夫もしましょう。
食材・食事の調達方法
コンビニではおにぎりやサンドイッチ、サラダ、プロテインバーなどの手軽な食材・食事が入手できます。またスーパーではタンパク質源や炭水化物、脂質、野菜などを賢く選びましょう。旬の食材を活用することもおすすめです。最近はインターネットで手軽に食材を購入できるようになりました。カッテージチーズなど近所のコンビニやスーパーなどでは手に入りにくい食材はネットを活用するのも1つです。
さらに、最近は筋トレに適切なメニューを宅配してくれるサービスもあります。忙しかったり調理道具がなかったりして自炊できない場合は、宅配サービスの活用する方法もあります。
食事プランのカスタマイズ
目標別(筋肥大、ダイエット、持久力向上など)に合わせて食事プランを調整することができます。また、好みやアレルギーに応じて食材を選択しましょう。自分に合った食事プランを作成しましょう。
運動と食事のタイミング
運動前後の食事は筋トレ効果を高める上で重要です。ゴールデンタイムと呼ばれる運動後の30分以内にタンパク質と炭水化物を摂取することで、筋肉の回復や成長を促進できます。
まとめ
本ページでご紹介した1週間の食事プランと調達方法を参考に、筋トレ効果を最大限に引き出しましょう。適切な栄養バランスを継続的に摂取することで、筋肉の発達や回復を促進できます。また、運動と食事のタイミングを意識し、コンビニやスーパーを利用して手軽に食材・食事を調達することで、忙しい日常でも筋トレの効果をサポートできます。自分に合った食事プランを作成し、筋トレの成功を目指しましょう。