ジムで筋トレをするときの服装って、どんなものを着ればいいのか迷いますよね。
運動しやすい服がいいというのは分かりますが、せっかくならオシャレな服を着たい。
(もしかしたらなにか良い出会いがあるかもしれませんし。。。)
今回はそんな筋トレ男子に向けた「失敗しないウェアの選び方」をお教えします。
結論から言うと:自分がカッコいいと思う服を着るというのが正解です。
- 筋トレするときにジムで着る服の選び方が分かる
- オシャレな海外のフィットネスアパレルブランドの事を知れる
メンズ向け:ジムウェアの選び方
まずは選び方のポイントをいくつかまとめて紹介します。
基本的には①機能性、②サイズ感、③デザインの3点を抑えておけば問題ないです。
ジムウェアの選び方①:機能性
体を動かすときに着用するものなので、当然ですがある程度の機能性は気にするようにしてください。
通気性が良いものだったり、吸汗性が高いものだと、着用してても気持ち悪くなりません。
基本的に有名なスポーツブランド(ナイキ、アディダス、PUMA、アンダーアーマー)のものを選んでおけば問題ない部分です。
「新素材で速乾性が従来比より○○倍に!!」
「着るだけで筋トレのパフォーマンスが○○%上昇!!」
みたいなうたい文句の商品もたまに見かけますが、あんなものは誤差の範囲です。
個人的に効果を感じられるのなら、それを使えばいいんじゃないですか?
ジムウェアの選び方②:サイズ感
サイズ感はある程度は気にした方が良いです。
裾が長すぎたりすると、マシンに挟んでしまって危険ですし、ダボダボやぴっちりし過ぎていると、単純にダサいです。
実店舗で購入する場合は良いのですが、通販などで購入する場合は情報をよく調べて自分に合うサイズ感の服を選ぶようにしましょう。
ジムウェアの選び方③:デザイン
結局でデザインで決めるのが一番です。
めちゃくちゃ機能性が高くて、自分にジャストフィットするサイズ感のウェアがあったとします。
しかしそのウェアが、裸の大将みたいなデザインの白タンクトップに半パンだったとしたら、そのウェアを着てテンションが上がりますか?
答えはNOです。
だからこそ、ウェア選びでもっとも重要なのは
- 自分がカッコいいと思えるデザインかどうか
- その服を着る事でトレーニングを行うモチベーションUPに繋がるか
上記2つに尽きると私は考えています。
まずはカッコいいと思えるデザインのウェアを着てみた上で、
「こんな機能があったらもっと快適なのにな」
「ちょっとサイズが合ってないから、次はこんなサイズのウェアを選ぼう」
といった具合に少しずつ微調整していくやり方が、一番オススメな方法です。
”ダサくならない”ジムウェアデザインとは
とは言っても、あまりファッションに詳しくない人や、自分のファッションセンスにそこまで自信がない人もいると思います。
なのでそんな人に向けた、無難なデザインの選び方というものもいくつかレクチャーしていきましょう。
ダサくないジムウェアの選び方①:困ったらセットアップ
まず、自分が「いいな」と思えるブランドを一つ選びます。
その上で、そのブランド内で売っている「上下セット」の服を選べばOKです。
例えば同じ柄のパーカーと、ハーフパンツなどですね。
当然ですがセットは元々上下合わせてでデザインされているので、それをそのまま取り入れておけば間違いなく無難にまとまります。
ダサくないジムウェアの選び方②:モノトーンコーデは神
上下とも黒色のシャツとパンツ、白Tシャツに黒のボトムスといったモノトーンコーデは誰が着ても決して外さない、神のようなコーディネートの一つです。
セットアップだとブランドによっては結構派手なデザインのものしかない場合もありますが、モノトーンのウェアが一切ないというブランドはまず存在しません。
そういった意味でも非常に選びやすいデザインですね。
あとはモノトーンに類するカラーとしては、カーキのTシャツやグレーのパーカーなども、同じく無難にまとまります。
なのでモノトーンにコーデに合わせてそういった色を少し取り入れるのも良いでしょう。
ダサくないジムウェアの選び方③:トップスはルーズ・ボトムスはタイト
ここからはオシャレ中級者以上のテクニックになります。
最近のジムウェアのシルエットでは、上がルーズで下はタイトなスタイルがトレンドです。
女性の場合はボトムスでコンプレッションウェアなどを着用している事も多いですね。
男性の場合はあそこまでタイトなものを選ぶ必要はありませんが、ひざ下から足首にかけて絞りが入ったデザインのものなどを着用すると、グッとこなれ感が出ます。
ダサくないジムウェアの選び方④:蛍光色を取り入れる
これはモノトーンコーデと組み合わせると特に効きますね。
特にシューズなどでビビットなレッドやイエローといったカラーを取り入れると、急激にオシャレ感が増します。
シューズ単品でみると「派手かな?」と思うようなデザインでも、トータルで取り入れると丁度いいアクセントにもなりますので、勇気をもってチョイスしてみて下さい。
ダサくないジムウェアの選び方⑤:小物使いも要チェック
先ほどはシューズにも少し触れましたが、他にもヘアバンドや帽子もオススメです。
オシャレになるのはもちろんですが、ほかにも汗や髪が目に入るのを防げたり、ジムに行くときに髪型を気にする必要がなくなるので、機能性の面でも利点があります。
”他の人と被らない”海外フィットネスアパレルブランドの紹介
ここまでで、どんなウェアを選べばいいのかというイメージはだいたい膨らんできたと思います。
その上で知っておいてもらいたいのが、海外フィットネスアパレルブランドの存在です。
国内ではまだまだフィットネス市場のが小さいのですが、海外では9兆5,000億円規模の超・巨大市場ということもあり、ジムウェアを専門に作っているアパレルブランドというものが存在します。
そして、それらのブランドの商品のほとんどは、日本では気軽に店舗などで手に入れらないものばかりです。
ということは逆に考えると、海外フィットネスアパレルブランドのウェアを選べば、他の人と被りにくいということです。
有名なスポーツブランドの商品は気軽に手に入る分、他の人と被りにくいというデメリットも存在します。
なので以下より、10つの海外ブランドを簡単に紹介していきます。
海外フィットネスブランド①:VANQUISH FITNESS(バンキッシュ フィットネス)
イギリス・ロンドンに本社を置く、2013年に設立されたブランドです。
近年は有名海外選手とアンバサダー契約を結ぶなど、PRに非常に力を入れています。
特徴としては、現在トレンドの小さ目のロゴデザイン(ワンポイント程度)や、少しゆったり目のラインの服が多い点です。
フィットネスブランドはけっこうタイトなデザインのウェアが多い事がほとんどなので、少し珍しい特徴ですね。
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海外フィットネスブランド②:LIVE FIT(リブ・フィット)
https://www.livefitapparel.com/
アメリカ・カルフォルニア州発祥のブランド。
西海岸生まれだけあり、スケボー・サーフィン・ストリートスタイルの文化に非常に影響を受けたデザインのウェアが多いです。
良くも悪くも無難にまとまったデザインのものが多いので、サイズ感や組み合わせで勝負していくブランドになりますね。
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海外フィットネスブランド③:GYM SHARK(ジム・シャーク)
おそらく海外アパレルブランドでもっとも有名なのがこの、GYM SHARKです。
2012年にイギリスで設立されたブランドでフィット感の強いタイトな着用感のウェアが豊富に存在します。
元々は海外の有名ボディビルダーの選手が動画で着用していたことから人気に火がついたと言われています。
ロゴをでかでかと使った、よくも悪くもクラシカルなデザインも特徴の1つですね。
ただ、比較的有名なブランドということもあり、結構被りやすいというのがデメリットでしょうか。
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海外フィットネスブランド④:Physiq Apparel(フィジーク アパレル)
https://www.physiqapparel.com/
こちらのブランドもジムシャークと同じく2013年にイギリスで設立されました。
設立当初はTシャツとタンクトップのみの販売にとどまっていましたが、今ではウェアに限らず様々なアパレルグッズを販売しています。
一番の特徴はその安さです。
かなりのローコスト商品が多く、セール時には日本円で1,000円台~2,000円台くらいでTシャツやパーカーが買えちゃいます。
比較的ビギナー寄りのトレーニーを対象にしているブランドというイメージが個人的には強いです。
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海外フィットネスブランド⑤:Body Engineers(ボディ エンジニア)
https://www.engineered-life.com/
ブランド名の通り、元エンジニアのトレーニーが立ち上げたブランドになります。
デザイン面では個人的に一番注目しているブランドです。
シャツの裾が斜めに切られていたり、随所に取り入れられたアシンメトリーなデザインが特徴的で、全体的にクールな印象を受けます。
ほかにも、竹を素材にしたエコロジーな商品も存在したりと、とにかくユニークなブランドですね。
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海外フィットネスブランド⑥:hera×hero(ヘラヒーロー)
2017年にアメリカで生まれたブランドです。
全ての人が「HERA」もしくは「HERO」になれる。
このブランドコンセプト通り、男女問わず、着用することでかっこよくなるようなデザインの商品が多いです。
ちなみにHERAとはHEROのギリシャ語での女性版の言葉であり、女性向け商品には「HERA」というロゴが、男性向け商品には「HERO」というロゴがあしらわれています。
他の面白い特徴としてはネックレスなどのアクセサリー類を販売していることや、比較的高価格帯で高品質なブランドを目指していることが伺えます。
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海外フィットネスブランド⑦:ROGUE(ローグ)
元々は本格派のトレーニング器具のメーカーであり、そこがアパレルブランドも始めたというのが経緯にあります。
なのでデザインはシンプル、というか無骨なものが多いです。
ファッショナブルなブランドではないですが、その代わりに品質、特に耐久面の部分では非常にクオリティが高いので、物持ち重視の方には十分選ぶ価値のあるブランドです。
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海外フィットネスブランド⑧:ASRV(エステティックレボリューション)
かなりデザイン性が高く、高価格帯なブランドです。
シーズンごとにコレクションの発表もしています。
デザインはモノトーンを基調としていながらも単調にならない、随所に工夫の見られる商品が多いです。
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海外フィットネスブランド⑨:Better Bodies(ベター ボディーズ)
1980年代初頭に、ニューヨークで誕生した老舗ブランド。
ジムを経営していた創設者が、お客さんに向けて販売していた何の変哲もないTシャツを、自分ではさみを使いカットすることで、オリジナルのタンクトップにして売っていたのが始まりとされています。
老舗ブランドだけあって商品ラインナップが豊富で、トレーニングウェアというよりはスポーツファッションアイムとしての位置づけのものが多いです。
デザインも奇抜なものはほとんど存在しないので、とっつきやすいブランドですね。
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海外フィットネスブランド⑩:A7
最後がBar Grip Tシャツで有名なA7です。
こちらは少し特殊で、トレーニー向きとは言っても、パワーリフティングの選手に人気なブランドとなっています。
一番の特徴が、Bar Grip Tシャツという、特殊なインクがTシャツの背面上部に施されており、ベンチプレスやバーベルを担いだ時に滑りにくくなるという商品の存在です。
このTシャツを買ううちに、ファンになるパワーリフティングの選手が多いです。
他にも滑りにくいソールを採用したスリッパや、リストストラップなども存在しております。
かなりニッチ向けのブランドと言えますね。
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さいごに
以上が男性向けの、筋トレ時に着るウェアの選び方でした。
ウェア1つでも結構テンションは変わります。
自分のお気に入りの一着を選び、筋トレのモチベーションをどんどん上げて行きましょう。